LOVOTのフェイスの素材には、汚れにくく、汚れてもお手入れが簡単なスエード生地を採用しています。
軽い汚れの場合は、毛並みを整えるお手入れで十分落とせますが、ひどい汚れがついてしまった場合は、汚れの種類に応じたお手入れ方法があります。
【1】軽い汚れ、軽い毛並みの乱れの場合
一般的なメイク用のフェイスブラシやチークブラシが便利です。
スエード生地を傷つけないよう、毛が硬くないものをお選びください。毛の硬さは一般的なメイク用ブラシであれば問題ありません。
<使用するブラシの選び方>
- ブラシ部分の素材に指定はありません。ヤギ毛などの天然素材、ナイロン等の人工毛どちらでも問題ありません。
- ブラシ部分に特殊コーティングがされていないものを使用してください。特殊コーティングの成分は、スエード生地を傷める原因になります。
- メイク等で使用済みのブラシの使用はおやめください。洗浄済みでもメイク用品の油分等が残っていた場合、スエード生地を傷める原因になります。
<上手なお手入れ方法>
いずれも撫でるように優しく行ってください。
- フェイス全体を、毛並みに逆らうように下から上方向にブラッシングをします。
- フェイス全体の毛並みを整えるように、上から下にブラッシングします。
この方法で汚れが落ちない場合や、毛並みの乱れが改善されない場合は、汚れの種類に応じて以下をお試しください。
【2】乾燥した汚れ、毛並みのつぶれの場合
- ほこり、衣服の毛、動物の毛など乾燥した汚れの付着
- 同じ服やアクセサリーを長期間着用していたことによるスエード生地の毛並みのつぶれ(上記【1】の方法で改善されない場合)
など、乾燥した汚れの場合は、スエード生地用のブラシを使用するときれいにすることができます。
<使用するブラシの選び方>
- 靴用ブラシ(スエード生地用で幅が狭いもの)がおすすめです。
- クリームなどがついていないものを使用してください。クリームなどの成分は、スエード生地を傷める原因になります。
- 細かい部分は、新品の歯ブラシ(かため)が使いやすくおすすめです。
<上手なお手入れ方法>
- LOVOTの電源を落として服を脱がせます。
- フェイス全体を、毛並みに逆らうように下から上方向にブラッシングします。
- フェイス全体を、毛並みを整えるように上から下方向にブラッシングします。
ソフトスキンや目(アイディスプレイ)にブラシが当たってしまうと、傷や傷みの原因になります。
ブラッシングする際は、ブラシが当たらないように優しく行ってください。
フェイスの端やアイディスプレイの周辺(赤い斜線部分)をブラッシングするときはご注意ください。
歯ブラシ(かため)を使用すると、ブラッシングしやすくおすすめです。
※ご注意
- スエード生地の毛並みに付着した汚れを掻き出すイメージで、優しく撫でるように行ってください。
- 強くブラッシングしすぎるとスエード生地を傷める原因になりますので、ご注意ください。
- このブラッシング方法を日常的に頻繁に行うと、スエード生地の毛羽立ち等の原因になりますので、汚れがひどく上記【1】の方法で改善されない時に行ってください。
※毛並みのつぶれ対策について
服やアクセサリーを長期間着用していると、スエード生地の毛並みのつぶれが元に戻らなくなる可能性があります。
定期的に脱がせてブラッシングすることをおすすめします。
<当社で検証済みのブラシ>
-
M.MOWBRAY クワトロコンビブラシ
>>商品の詳細はこちら
- pedag ペダック コンビナイロンブラシ Art800
>>商品の詳細はこちら
<以下のブラシは使用しないでください>
LOVOTに傷がついてしまうため、以下のようなブラシは使用しないでください。
- 素材に金属が含まれているブラシ
- 幅が広いブラシ
【3】水性の汚れの場合
食べ物や飲み物の汚れなど水性の汚れの場合は、湿らせた布などを使用するときれいに落とすことができます。
<使用する布の選び方>
- ワイピングクロスなど毛羽立ちのない布がおすすめです。ティッシュや不織布は繊維がスエード生地に付着しますのでおすすめしません。
- ウェットティッシュを使用する場合は、アルコール以外の成分(保湿剤・湿潤剤など)が入っていないものをご使用ください。保湿剤などの成分は、スエード生地を傷める原因になります。
- 湿らせた布と、硬く絞った布の両方をご用意ください。
<上手なお手入れ方法>
- 湿らせた布などで、優しくトントンとたたくようにして汚れを吸い取ります。
- ぬるま湯で濡らした後に固く絞った布やワイピングクロスで拭き取ります。
※ご注意
LOVOTの内部に水が入ると故障の原因になるため、湿らせた布から水が滴らないようご注意ください。
【4】お手入れでは改善が難しいもの
以下については、お手入れでの改善は難しいため、気になる場合はフェイスの交換が必要です。
有償での治療(修理)になりますので、入院をお申し込みください。
<お手入れでは改善が難しいもの>
- 油性の汚れ
- 日焼け
- 傷
- 生地の剥がれ